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母親からの電話

4月の終わり夜突然電話がなった。
旦那が出ると私の実家の母親からの電話だった。
もう何年も絶縁状態だった母親から、
「市内でコロナウィルスの感染者が出たが、大丈夫か。」
と言ってきたらしいのだが、旦那が「大丈夫」と答えて
数秒で電話を切ってくれた。
それを聞いた私は、「今更母親ずらするなよ!」と
強い怒りの感情がわいた。
同時に何か困ったことがあって、助けを求めているんじゃないか
と感じた。
あの人はタダで人の心配をする人じゃない。
絶対何か見返りを求めてくる人だ。
そんな母親のことを思い出した瞬間、
「まだ生きてたんだ。」そう言葉に出して吐き出していた。
私に対してあの人が散々言った言葉だった。
少しだけすっきり出来たかもしれない。
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桜を見ていて

昨日外出した時車を停めて、桜を眺めていた。

フラッシュバックした。


小学校の入学式の朝、モスグリーンのセーラーカラーのワンピース

を着ていた。もちろんお下がりだけど。

母親の機嫌を損ね、裏の神社の大木に縛られた。

母親はそのまま家に帰ってしまい、鬱蒼とした林の薄暗い神社に

ひとり残された。

帰りしな母親が、「おまえなんか獣に食われてしまえばいい。」と

捨て台詞を残していった。

朝だと言うのに不気味な感じがして恐ろしかった。


桜吹雪を見ていてそれがきっかけで、フラバしたんだと思う。

母親のフラバは、ほんとに久しぶりで、まだこんなことで

振り回されるなんて、悔しくて仕方がない。

今日テレビのニュースを見ていて、違和感を感じた。

足の裏に苔の上を歩いている時の柔らかく湿った感じがした。

そして二の腕に縄できつく縛られた時の痛みが出た。

その直後ぷっつりと意識が亡くなった。

気が付くとテレビの前に座っていて、ニュース番組は終わっていた。

15分くらい乖離していたみたいだ。

神社に縛られた時、はだしだったこと、縄が食い込み痛かったこと。

昨日のフラバが今日の乖離につながっているみたいだ。

桜が呼び込んだ発作だった。

動かない心

「察しの悪い子だね。 使えない子だね。」

幼いころから母親に毎日のように言われていた。

その内殴られるようになった。

そうなると子供は、親の顔色をいつも窺うようになり先回りして

いろいろ家事をするようになる。

母親に殴られたくない。認められたい。褒められたい。

そんな単純で純粋な気持ちが子供を動かす。

何年も何十年も頑張り続けても、結果は同じ。

母親は同じセリフを言い続ける。

その子は大人になって、社会に出て結婚して家族が出来ても

同じプログラムで作動し続ける。

相手が母親以外であってもその強力なプログラムに反抗することはできない。

そのプログラムを書き換えることを本人自身が望んでも、

簡単には実行できない。

何年も何十年もメンタルのトレーニングをしてもそれは簡単ではない。

洗脳とはそういうものだと思う。

純粋な自分の真心からの命令で動くことができるようになるのは

いつのことだろうか。

そんな日が来ることを信じて、トレーニングをがんばる。



感謝の言葉

今の旦那との結婚式の時、人並みに両親への感謝の言葉を述べました。

まだその頃は厳しい親だと言う認識と自分はダメな人間だと思っていたからです。

今思えばなんて勘違い。 バカなことをしたと思っています。

自分の生きづらさが両親からの虐待が原因だったと知ったのは、その数年後でした。

精神科を受診し、C-PTSDだと診断されました。

その後あまたのフラッシュバックと、記憶のよみがえりで、私がどう扱われたのかを

はっきり認識しました。

あの結婚式での感謝の言葉は、今思うと笑えないブラックジョークです。

笑い話にもならない、私の人生の汚点です。


娘をやめて・・

NHKの「お母さん娘をやめていいですか?」を再放送で見ました。

娘に依存するボーダーの母親  そんな感じの毒親を斉藤由貴が演じていました。

私の母親とは全く違ったタイプの毒親だなーって感じました。

境界線を踏み越えて娘に依存するってことは、強い愛情があるってことだし、

その愛が一方通行、自己中心的ってだけで虐待に比べたらまだましかな。

もう1回放送を見て最後まで見るか決めようと思っています。
プロフィール

かすみ

Author:かすみ
ヤフブロから引っ越してきました。

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