fc2ブログ

新たな記憶

夜中に目が覚めてぼんやりしていたら、
突然過去の記憶がよみがえった。
自分の中では覚えがないことだった。
でも明らかに自分の過去の出来事だと感じた。
乖離した別人格の記憶だと思った。
心臓の鼓動が早くなり、硬直してしまった。
再生される映像を直視できない。
認めたくない。
でもこれは私がしたことなんだ。
目を背け、なかったことにはできない。
相反する気持ちがぶつかり合う。
過去の抜けていたピースがまた一つ見つかった。
今日一日そのことで頭がいっぱいだった。
激しく動揺している。
別人格の記憶が自分の記憶になっていくことは、
人格の統合につながる。
解離性同一性障害の唯一の回復の道筋だ。
苦しいけど、前に進んでいるんだと捉えるしかない。
スポンサーサイト



代わろうか?

金曜の昼間、過呼吸で立っていられなくなり、
2時間くらい横になっていました。
それでも苦しくなる一方で、旦那に電話しようと
思ったのですが、スマホを手に取ることが出来ず、
意識がもうろうとしてきました。
そんな時胸のあたりから声がしました、
「そんなに苦しいのなら、代わってあげようか?」
別人格の声だとすぐわかりました。
「代わらなくてもいい。」と答えました。
そのまま寝入ってしまったらしく、息苦しさに目覚めると
目の前に困った顔のチビ太君がいました。
私を起こそうとしていろいろ頑張ってくれたみたいです。
「ママーが起きない。困ったにゃー。オヤジにどやされるにゃー。」
って感じでした。
私が目を覚まし起き上がると、いつも以上に甘えてきました。
あの時彼女と交代していたら、どうなっていたのか今となっては
わかりませんが、私の状態が限界に近づいていたことは、
間違いなかったのだと思います。

久しぶり

今朝 長時間乖離していたみたいだ。

旦那からの電話に出たらしいのだが、全く覚えていなかった。

たぶん1時間以上乖離していたようだ。

正気に戻った時、今いる場所が何処なのかしばらくわからなかった。

それどころか、自分が生きているのか死んですら意識できなかった。

首から下の感覚を感じ取ることがしばらくできない状態だった。

本当に恐ろしかった。

原因はいろいろ考えられるけど、

町内会の班長の偏見と、隣家の男性の笑い声が主なストレス源だと思われる。

夏になると隣の家では、しばしば庭でバーベキューを行う。

その時の数人の男性たちの笑い声がとても恐ろしく感じられる。

過去のトラウマに直結している「音」なのだ。

午後から旦那は休みになったので、少し安心できた。

こんなに長時間の乖離は久しぶりだったので、少しショックだった。


乖離、乖離

昨夜12時半ごろ中途覚醒してから眠れなくなった。

布団の中で転々としていたら、3時くらいから激しい雨が降りだし、

風も強くなってきた。

結局朝まで眠れなかった。

そのせいか、午前中から乖離が頻発した。

午後になってもそれは治まらなかった。

一番長い乖離は30分くらいあったようだ。

長女と話している時も、途中で記憶がなくなった。

長女が何か話している雰囲気は伝わってくるのだが、

何を言っているのかわからなかった。

長女の「聞いてるの!?」の声で視界が戻った。

午後2時ごろ生協の宅配が届いた時も、

チビ太と一緒に玄関で出迎えたが、いつもの配達の人が

認識できず「あれ?生協の人かな?」と自問していた。

ただボーっと立っていただけで、配達員は品物をおいて帰って行った。

きっと変な印象を与えてしまったかもしれない。

でも、乖離は自分でコントロールできないので、それはそれで

仕方のないことだと割り切った。

とにかく今日は疲れました。

自分でやる

みんなが出払った後、椅子に座り一息ついていると、

例の匂いが気になりだした。

「またフラッシュバックがくるいやだ。」と思った時、

頭が割れそうな頭痛がして、声が聞こえた。

「代わってあげようか?」  別人格の声だと思った。

同時に背中の方から前に出てこようとする感覚があり、

私自身が外へ押し出されるような感じがした。

「だめーー!!  自分でやらなきゃ意味がない。」

「カウンセラーの先生も、旦那もいてくれるから、大丈夫。」

と思わず声を上げていた。

激しく興奮したせいか、涙が流れていた。

自分自身が再体験しなければ、記憶の整理や処理が進まない。

トラウマはトラウマのままになってしまう。

辛く苦しいが、避けては通れない作業だ。


プロフィール

かすみ

Author:かすみ
ヤフブロから引っ越してきました。

最新記事
最新コメント
カテゴリ
検索フォーム
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる