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コンクール


ウォークマンでこの曲を聴いていた時、
右手や、右腕に熱さを感じた。
同時に、何か思い出しそうな気がした。
最初は10年前にピアノを弾いた会場での
ライトの熱さなのかなと考えたが、頭の中にピアノのタッチの
感覚とか、曲の表現が甦ってきた。
そして思い出した。
中学3年の時出場したコンクールでの演奏の記憶だった。
コンクールでいい成績を収めることが出来たら、
推薦する音大や、場合によっては指導者の紹介を
すると言われていた。
そんないきさつもあって、かなり力を入れて練習した曲だった。
大人も大学生も出場するコンクールで、50人中9位になれた。
曲を聴きながら、自然と涙がこぼれてきた。
あの時の達成感と、至福の時間を思い出した。
その後、実母によって音大への道はごみを捨てるように
いとも簡単に断たれてしまったが、その時の感情よりも、
ピアノと真剣に向き合っていた時間に感動していた。
もしかしたら、その時のチャイルドが、思い出させてくれたのかもしれない。
ありがとう。
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ピアノ講座第2弾

10月13日のピアノ講座に申し込みました。

今回はメンタルも、体調も思わしくなかったので、迷っていましたが、

受講しに行くことにしました。

講師は、石黒加須美さんです。

プロのピアノ教師に混ざって、しっかり勉強してきたいと思います。

前回の講座の後、過去のピアノでの記憶がよみがえってきていて、

かなりピアノに対する気持ちが熱くなっています。

今回も内容的には難しいかもしれないけど、挑戦する気持ちが

自分の中で膨らんでいます。

今から楽しみです。

うなされて


昨日は朝からうつっぽくて、カーペットにうつぶせになっていたら、

暗闇に落ちていくような感覚がして、「やばい!起きなきゃ」と体を起こそうとするのだけど、

体が言うことをきかなかった。

すると映像が見えて、高校生の私がピアノを弾いていた。

ショパンの革命だった。

強い嫌悪感と、もうやめて聴きたくないという気持ちの反面、せっかくチャイルドが出てきてくれたんだから、

そばに行って声をかけなきゃという気持ちが同時に頭の中を駆け巡っていた。

その夜、寝入ってすぐうなされたらしい。

朝起きて思い出した。

小学校低学年の頃ピアノの練習中、母親に突然左手の薬指の近くに鉛筆をつきたてられ、

そして左腕をねじりあげられた。

ピアノの音が気に障ったらしい。

鉛筆の芯が手の中に残ってしまい手術して取り出した。

いくらピアノが上達しても褒めてくれないばかりか、自分の機嫌で私に暴力をふるう母。

ショパンの革命は左手を酷使する曲。

左手の動きに他人との差を感じていた私は、この曲を弾くたびあの鉛筆を思い出す。

高校生のチャイルドが何故その曲を私に聴かせたかったのか、考えた。

あの母が私にピアノを始めさせたのは、贅沢なアクセサリーが欲しかっただけだったと

知らせたかったんだと思う。

音楽に癒されてます


 
辛かったり、気持ちが不安定な時、こんなCDを聴いています。
 
食事の時も居間でくつろいでいるときも
 
CDをかけっぱなしにしています。
 
特に猫ちゃんのジャケットのCDはピアノ曲なので、
 
時折涙が流れます。
 
左手のフレーズが特徴的だったり、美しい曲は、
 
昔の苦労を思い出して泣けてきます。
 
母親に左手に鉛筆を突き立てられ手術しました。
 
(もちろん事故だといって)
 
それから左手の薬指がうまく動かなくなりました。
 
左手のフレーズは普通でも難しいのに、
 
私の場合は人の何倍も練習時間を必要としました。
 
涙を流しながらCDを聴いていると、
 
そんな思いも一緒に流れて行ってしまって、
 
心の中が落ち着いてきました。

再挑戦

今日この曲を聴いて色々な思いが込み上げてきた。
 
あるピアニストが、手に障害を負ってプロとしての道を断たれた。
 
そのピアニストは苦しいリハビリに耐え、この曲でコンテストに挑戦し再起を果たした。
 
父親の問題で、しばらくピアノから遠ざかっていた私も、苦しいカウンセリングや辛いワークに耐え、
 
やっとピアノに向かい合えるところまできた。
 
「再挑戦」の意欲が心に灯ったように感じた。
 
昔は弾けた曲だが、再挑戦してみようと思う。
プロフィール

かすみ

Author:かすみ
ヤフブロから引っ越してきました。

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